違和感

インボイスSEIBUドームで西武×東北楽天のオープン戦。元近鉄ファン仲間2人と外野席で観戦。
スターティングメンバー発表の際、礒部の苗字が電光掲示板に「磯部」と表示されたため、早速ドームの事務所に電話。数分後に正しく表示される。
私設応援団は4人。応援スタイルは専ら三三七拍子と「かっとばせ、かっとばせ、○○(選手名)」。選手別応援歌も「西武を倒せ、オー」の掛け声もなく、盛り上がりに欠ける。私設応援団が不慣れなのは致し方ないが、応援慣れしている元近鉄ファン(私も含む)のフラストレーションは募る一方である。先制点の時には三三七拍子のみだったため、「点が入ったらバンザイだろ!」と叫ぶ女性もいた。
試合は淡々と進行。4回表に飯田哲也スクイズで先制し、6回表に山粼武司のソロ。6回裏の中島裕之の2ランで一時は追いつかれるが、山下勝己のタイムリーが決勝点となり、3-2で楽天が勝利。一部のファン(私も含む)が「勝った勝ったまた勝った、弱い西武にまた勝った、西武電車で早よ帰れ!」を唱和。
通い慣れた球場のレフトスタンド。グラウンド上には近鉄出身の選手。それなのに、この違和感は何だろう。まだ、近鉄を応援していた頃のようにのめり込むことができずにいる。