池田晶子『勝っても負けても 41歳からの哲学』(ISBN:4104001074)を読む。

じっさい私は如何なる個人的意見を述べているのでもない。筋道通りに考えてゆけば、人間である限りのすべての人に妥当するようなことしか述べてはいないわけです。(あとがきより)

読んでいて首を傾げたくなる箇所が少なくない。上記引用部分はその最たるものである。この本はどう読んでもエッセイだが・・・。