スト回避、しかし

プロ野球選手会と機構との交渉の結果、9月25日・26日のストは回避されることとなった。争点となっていた来季からの新規球団参入等について、両者合意に至り、労使交渉は終結した。しかし、テレビ朝日報道ステーション」に出演した古田敦也プロ野球選手会会長に笑顔はなかった。古田会長は、「(近鉄オリックスの合併を)阻止できなかった」と明言し、ファンへのお詫びの言葉を述べた。近鉄礒部公一選手会長も、涙をこらえながらファンに謝罪した。
来季のパシフィック・リーグに、自分が応援したいと思える球団が出現するか、それとも、パ・リーグと訣別することになるか。新規球団参入の有無、参入球団のチーム編成等によって結論が異なってくるので、今考えても仕方がないが、いずれ選択を余儀なくされることになる。ただ、これまで近鉄のユニフォームに袖を通してきた選手については、所属球団にかかわらず今後も応援していきたいと思う。