「何もない」ならば

今朝のデイリースポーツに、オリックス宮内義彦オーナーへのインタビュー記事が掲載されていた。現状での近鉄との合併のメリットは、と聞かれて「何もない」と答えている。結局、1リーグ制移行のシナリオが崩れた今となっては、ただ赤字球団をひとつ抱えるだけに終わってしまい、合併のメリットは何もなくなった、ということか。それならば、今からでも遅くはない、合併の白紙撤回・近鉄球団売却を検討してはどうか。大勢の大阪近鉄バファローズファンが、大阪私設應援團の「合併したチームの試合を我々は見に来ない!!」という宣言に賛同し、署名している。「オリックス・バファローズ」が仰木彬氏を監督に据えたとしても、さほどの集客は見込めないだろう。