墨流しとマーブル紙

飛鳥山公園内の「紙の博物館」へ。企画展「墨流しとマーブル紙」を観る。
墨流し」は、墨汁により水流模様を表したもの。「マーブル紙」は、粘り気のある液体に絵の具を浮かせ、細い棒やクシなどで模様を描いて紙に吸着させたものをいう。小学生の頃、洗面器に張った水の上に墨汁をたらし、サラダ油を付けた爪楊枝の先端を水面に付けて墨を拡散させ模様を作り、上から紙をかぶせて模様を写し取るという遊びをしたことがあるが、今回の展示は、これを芸術の域にまで高めたものであった。