授業、あるいは布教

夕方、八文字屋書店で、高校時代の英語の先生に遭遇。2階のパーラーで珈琲を飲む。先生は、英語教育に関する持論を1時間以上にわたり展開。その内容には共感できる部分もなくはないが、喫茶店での会話というよりは「65分授業」といった趣である。帰り際に「英語教育改革は常識破りから新しい常識へ」と題する一枚の紙を渡される。自らの教育理論を一人でも多くの人に理解してもらいたいという思いからの、一種の布教活動か。まあ、根っからの教育者なのだろう。
話を聞いている間は特に感じなかったが、夜になってどっと疲れが出た。明日こそは、心行くまで立ち読みがしたい。店内で開催されている「かまわぬ」の手拭いの展示もゆっくり観賞したい。誰にも気付かれないように、変装でもして行くか。