再読

『盤上のファンタジア』を再読。若島正氏は、「実戦というリアリズムからどれほど離れて、非現実的な世界を構築することができるか」に詰将棋の面白さを見出しているが、これと「局面の合法性」(現実に起こりうる局面であるかどうか)の追求とは両立しうるのだろうか、などと考えながら読む。
他に印象に残ったのは「収束からの逆算」というフレーズ。この方法で詰チャンギの問題を創作してみるか。