一輪挿し(3)まずは「形」

一昨日持ち帰った作品を、ペン立てとして使ってみる。作陶の際はいつもそうだが、「この形を作ってみたい、立体として実現させたい」という思いが何よりも先に立つ。用途は後回しだ。今回の作品にしても、「一輪挿し」というのはあくまでも後から考えた仮の分類に過ぎない。だから、制作中に「それ何に使うの?」とか「中に何入れるの?」などと聞かれるといつも答えに困ってしまうのだ。