南鐐(なんりょう)

LOY2004-09-21

昨日購入した『茶の湯の金工』の随所に登場する「南鐐」という言葉から、故郷・山形市の古銭・切手専門店「南鐐」を思い出した。「南鐐」を巻末の用語集で調べてみると、「純度の高い良質の銀のことです。美しい銀を意味することもあります。江戸時代の二朱銀は『南鐐』と鋳出されていて、純度が98パーセントです。」とある。これまでは店名の由来など気に留めたこともなかったが、なるほど、古銭の専門店の名前に相応しい言葉だ。ひとつ勉強になった。