(1)勤務先の事業の民間への譲渡が決定した
(2)「会社に残る」「民間会社に移る」という選択肢を選ばず、会社を辞めた
(3)新聞の求人欄に載っていた今の勤務先の求人広告を見て応募した
(4)採用され、勤務場所が川口市になった
(5)通勤の便を考え、それまで住んでいた市川市から川口市に引っ越した
(6)家の近所にギャラリーがあり、そこで「eぎゃらりー川口」というサイトを知った
(7)サイトにアクセスし、たまたま見つけた「川口鋳金工芸教室」に興味を持ち申し込んだが、年度途中での入学は受け付けていなかった
(8)別の鋳金教室に通い、そこで制作の楽しさを体験した
(9)川口鋳金工芸教室の4月生の空きがあった

外的要因と自己の選択とが混在しているが、(1)〜(9)のどれが欠けても川口鋳金工芸教室には辿り着けなかった。
否、(1)の前に、もう2つあった。
(0-1)山形市に生まれ育ち、伝統的工芸品「山形鋳物」の存在を知っていた
(0-2)子供の頃からものをつくることが好きだった


(6)のギャラリーは、そらの里親募集のポスターを貼っていた場所である。したがって、(1)〜(5)がなければ、そらと出会うこともなかったことになる。


「縁」というものについて考えた一日であった。